トレンド

トレンド

トレンドに蝟集することは、じつに恥ずかしいことである。なぜならそれがトレンドたりえるのは、ガウス分布において大勢を示す0σあたりの表象だからである。

トレンドが必ずといっていい、中位・中等のものであると知れば、追従して好い気になっているさまは烏滸の沙汰であり、それがコマーシャリズムとマスクラシーの二重構造においては中位・中等どころか下位・下等に属するものであると知れば、これに恥を感じ動揺しないのは、少々どころか相当に魯鈍であるといわざるをえない。

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トレンドは「商売」においてとくに特筆大書されるが、そのトレンドの追求にビジー(忙しい、busy)になっているビジネスマン(忙しい人)もまた、中位・中等あるいは下位・下等に集中しているという点で同等である。

それはあたかも、魚も釣り手も、ルアー(擬餌鉤)に気をとられ自我を没却しているようなものである。